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海南市の泣き相撲 [行事・イベント]

相撲は日本の国技で、子供の泣き相撲も全国各地にあるようですが、ここ和歌山県海南市下津町の山路王子神社(ヤマジオウジジンジャ) でも、10月13日(日) 子供の健やかな成長を祈願する泣き相撲(奉納花相撲、県無形文化財)が行なわれました。
この神社は熊野古道沿いにある小さな神社ですが歴史は古く、泣き相撲も徳川中期から行なわれているそうで、生後4ヵ月から4歳までの男の子(主に1~2才)を裸にして赤い ふんどし をしめさせ「いやだ」と言うのを行司が無理に取り組ませるので子供は泣き、泣き相撲と言われているのだそうです。 取り組みは介添え行司役の氏子総代等に抱かれ勝負は双方1勝1負で仲良く引き分けるように介添えします。
子供のお尻や背中に土俵の砂をつけると、また泣く子は育つと言って大声で泣くほど病気にならないとの言い伝えがあり、泣き声と笑い声 拍手の絶えない1日でした。
今日の参加者は地元和歌山県内はもとより他府県など県外からの参加も多く事前予約されていた人だけで140人(70組)あったそうです。 当日申し込みの人もあるのでさらに増えるとのお話しでした。
この日は19号台風が紀伊半島沖を通過した翌日でお天気は先ず先ずだったのですが、外気温が低く赤ちゃんを裸にして待時間などを含めると寒くなかったのかと見ている大人が心配しました。

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             ↑  山路王子神社 (ヤマジオウジジンジャ)
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     ↑  最初は獅子舞の奉納      ↑ 行司役(1年生)の口上と投込まれた祝儀袋
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            ↑ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓  泣き相撲
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