SSブログ

高野山万燈供養会・ろうそくまつり 2022 [行事・イベント]

毎年8月13日に行なわれている 高野山万燈供養会・ろうそくまつり が3年振りに行なわれました。台風8号が北上していて開催が危ぶまれましたが進路を変えたこととコロナ対応を併せ規模縮小小雨決行で執り行われました。
私も何年か前には1度お参りしたことがあったのですが久し振りに当日午後から車で出掛け約1時間30分で高野山に到着、先ずは駐車場所の確保が先決と探した結果、比較的便利な いい場所を確保、第1難関突破でやれやれ。でも ろうそくまつり の開始時間は18時、待ち時間が2時間30分もある。普通なら奥の院にでもゆっくりお参り方々下調べするところだが台風の余波でお天気も危なそう。やむおえず車の中でテレビを見たり夕食にと持参したおにぎりを食べて時間を潰す。
この ろうそくまつり とは奥の院へ参拝する1の橋から奥の院までの聖域約2km の参道を置燈篭や参拝者によって灯される ロウソクの光りで 先祖をはじめ奥の院に眠る総ての御霊を供養するお祭り(行事)です。参道の両側は諸大名や文化著名人、有名企業、その他 大小の墓石が密集し その数は20万基とも30万基とも言われています。また樹齢  数百年とも言われる杉の大木が林立し昼間でも薄暗い石畳の参道が置燈篭やローソクの灯に照らし出され幻想的いや神秘的と言うか自然と身の引き締まる思いがします。
そんな参道を開始時間に合わせ 中の橋から奥の院に向かって直前の雨で濡れた石畳の参道を歩きます。この時間になると こんなに多くの人が何所に居たかと思うほど参道に繰り出し、入り口や要所要所で配布されるロウソクを受け取り参道両側に設けられた燭台にロウソクを立て火を灯していく、若い女性やお子さんの浴衣姿も多くご先祖の供養と小さな手を合わせている姿はなんとも言えない可愛さがある。またお年寄りのご夫婦とみられるお二人が寄り添って何本も何本も火の点いたロウソクをたてている姿にも何か心あたたまるものを覚えた次第です。この夜に参拝者に配られたロウソクの数は規模縮小で例年の半分とか、それでも5万本だそうです。
私共もどれくらいのロウソクをたて火を灯したのか、私はカメラ、妻はロウソクと分業していたので少ないと思うがそれでも20~30本位かな。中の橋から奥の院、英霊殿、中の橋駐車場と距離にしては参道往復の半分程度であったが大した雨にも遭わず無事お参り出来たのは何よりと妻と話しながら帰宅の途につきました。
以下の写真、すべて手持ち撮影で雨で滑る石畳の参道を気にしながら人混みの中での撮影で見にくい写真ばかりですがその夜の雰囲気を感じ取っていただけたら幸いです。

1-22.08.17 ろうそくまつり-1.jpg 1-22.08.17 ろうそくまつり-2.jpg
1-22.08.17 ろうそくまつり-3.jpg
         ↑ 参道の置燈篭に火が灯る前 強い雨がありずぶ濡れの参拝者も、中の橋付近
1-22.08.17 ろうそくまつり-4.jpg
           ↑ ↓ ↓ 雨も止んで置燈篭に火が灯る、中の橋付近
1-22.08.17 ろうそくまつり-5.jpg 1-22.08.17 ろうそくまつり-6-A.jpg
1-22.08.17 ろうそくまつり-7.jpg
  ↑ 光りの参道を奥の院に向かって歩く参拝者や ずぶ濡れになって早くも帰る人
1-22.08.17 ろうそくまつり-9.jpg
 ↑ ↓ ↓ ↓   英霊殿への分岐点からは まつりの本番とも言える参拝者がロウソクを立て
     火を灯していく
1-22.08.17 ろうそくまつり-10.jpg
1-22.08.17 ろうそくまつり-11.jpg
       私の妻もロウソクを何度も受取り点火しては銀紙の燭台に立てる ↑
1-22.08.17 ろうそくまつり-12.jpg
1-22.08.17 ろうそくまつり-13.jpg 1-22.08.17 ろうそくまつり-14.jpg
 ↑ ここから先は竹燈篭.ここで Uターン         ↑  お父さんと小さな女の子
1-22.08.17 ろうそくまつり-15.jpg
               ↑  お父さんと男の子
1-22.08.17 ろうそくまつり-16.jpg
               ↑  お年寄りのご夫婦
1-22.08.17 ろうそくまつり-17.jpg
      ↑ イベント会場. 祈心灯で描いた文字.今年は  英霊殿前
1-22.08.17 ろうそくまつり-18.jpg
          ↑ ↓ ↓ ↓    英霊殿から中の橋駐車場までの参道
1-22.08.17 ろうそくまつり-19.jpg
1-22.08.17 ろうそくまつり-20.jpg
1-22.08.17 ろうそくまつり-21.jpg
             ↑  小学生の手作り ねぶた燈篭





nice!(122) 
共通テーマ:日記・雑感